日経225先物

日本株の指標で、資金コストの軽減を可能にするアクセス方法 新しい取引アングル

日経225先物は日経225平均株価をトラックし、世界最大級の規模を誇る日本株市場にある取引機会に対して、世界中の投資家に効率的なアクセスを提供するプロダクトです。

日経225先物アップデート

日本株の指標株価指数を使ったリスク管理をより効率的にするため、CMEグループでは1月28日から、日経225先物に2つの改善を導入します。:

  • 日経225先物 BTIC(終値基準取引)
  • 円建て、米ドル建ての日経225先物で、取引限月を5年先まで延長

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BTICの詳細
BTICとブロック(大口)取引の流動性提供会社のリストを参照する

日経平均のBTIC取引

  • 現物市場が取引を終了する前に、指数の価格リスクを管理する
  • OTCスワップに対する効率的な代替え取引 - UMR(非清算建玉に対する証拠金規則)に関連したコストを軽減
  • CME Globex (先物)を介して、または(先物のブロック取引などの)相対取引

主なメリット

  • 日本の指標株価指数に対するエクスポージャーを1回の取引で構築
  • 円建て、米ドル建てが用意されるなど、柔軟な商品デザイン
  • 流動性が高い円建てと米ドル建ての先物が存在することから、両先物を使った、有効性の高いスプレッド取引の機会も提供されている
  • 電気取引システムであるCME Globex を介して、ほぼ24時間の取引が可能
  • MOS(相互決済システム)を背景に、時間帯を超えての取引アクセスが可能
  • CMEクリアリングを介することで、個別相手との取引リスクを軽減

日経225のスプレッド機会

円建て、米ドル建ての日経225先物では、今日の市場で最も流動性があるクアント(建値の異なる)先物スプレッドが提供されています。最適な取引対象を選択することで、取引機会は格段に広がります。

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日経225先物・インプライド商品間スプレッド

日経225の商品間インプライド・スプレッド取引機能を介して、米ドル建て、円建ての日経225先物のスプレッドは単体の(1回の)取引で執行可能です。

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相互決済ステム

CMEグループとSGX(シンガポール取引所)の間で締結されている特別な取り決めによって、円建て、米ドル建ての日経225は、どちらの取引所で執行された建玉であっても、取引当日に、CMEクリアリング、またはSGXによっての清算が可能となっています。結果として、いずれの取引所で執行した取引であっても、取引参加者は都合の良い方の取引所で、その建玉を清算することが出来ます。

詳細

取引要綱

日経/米ドル先物 | 取引概要を確認する

取引単位

日経平均株価 x 5.00米ドル

取引時間

CME Globex: 日曜日 - 金曜日 6:00 p.m. - 5:00 p.m. 米国東部時間 (ET) 、ただし  4:15 p.m. - 4:30 p.m.は取引休止

Clearport: 日曜日 - 金曜日 6:00 p.m. - 5:00 p.m. ET

最小値幅

5.00指数ポイント刻み($25.00)

上場限月

3月スタートの四半期サイクル(3月、6月、9月、12月)の4限月

最終取引

当月となった受渡限月の第2金曜日の1営業日前となる日の米国東部時間(ET) 5:00 p.m.

日経/円先物 | 取引概要を確認する

取引単位

500円倍

取引時間

CME Globex: 日曜日 - 金曜日 6:00 p.m. - 5:00 p.m. 米国東部時間 (ET)

Clearport: 日曜日 - 金曜日 6:00 p.m. - 5:00 p.m. ET

最小値幅

5指数ポイント=¥2,500

上場限月

IMMサイクル(3月、6月、9月、12月)の直近12限月、加えて暦月の直近3限月

最終取引

当該月の第2金曜日に先立つ木曜日の5:00 p.m. 米国東部時間 (ET)

日経225株価指数について

1949年に最初の算出が行われた日経225平均株価は、最も古い日本株市場の指標の1つです。馴染み深いソニーやホンダなど、東証1部(TSE)上場の、一流で優良とされる225銘柄を内包したこの指数は、日本の株式市場全体を反映する構造となっています。株価平均指数である日経225は、低位株に比べて値がさ株が、指数に対して高い影響度を持つ構造となっています。

CMEグループは、ライセンス契約を通じて、日経225平均株価を原市場とした円建てと米ドル建ての先物、そして先物オプションを上場しています。

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