社員等

1. 目的と適用範囲
2. どのような個人情報が、どのような理由で収集されますか？
3. CMEグループは、私のワクチン接種状況に関する情報を収集しますか？
4. どのような状況で個人データは他者と共有されますか？
5. CMEグループはどのような法的根拠に基づいて個人データを処理するのですか？（EU/英国のみ）
6. 本プライバシーポリシーに基づいて収集された個人データは、どのくらいの期間保管されますか？
7. 同意（EU/英国以外のみ）
8. 質問はどこに問い合わせればよいですか？

本プライバシーポリシーは、CMEグループ社員等のプライバシーポリシーを補足するものであり、CMEグループが、新型コロナウイルス感染症（COVID-19）の世界的流行への対応の一環として、CMEグループへの物理的または論理的アクセス権を持つか持っていた、現在および過去の従業員、社内コンサルタント、請負業者、臨時職員および代理人（以下、「社員等」または「本人」）の個人情報を収集し処理する方法を説明するものです。特に、当社の施設を利用するには、新型コロナウイルス感染症対策上の以下の対応を、CMEグループにとって満足の行くように完了するよう求められる場合があります。

• 職場復帰申請（自主的に職場復帰を申請する予定の場合）
• スクリーニング用質問票
• 体温スクリーニング
• 当社の施設その他での滞在時接触者追跡活動

その際、本ポリシーで詳しく説明するように、本人の健康に関する情報を含む個人情報の提供をお願いすることがあります。したがって、この補足的なプライバシーポリシーは、新型コロナウイルス感染症対策上の対応をしていただいた際に収集された情報を当社がどのように使用し保護するか、および個人情報に関して本人が持つ権利を説明するものとなっています。個人情報、または個人データとは、本人が識別されるような本人に関するあらゆる情報を意味します。匿名のデータは含まれません。

本プライバシーポリシーは、雇用契約など役務を提供する契約の一部を構成するものではありません。疑義を避けるため明記すると、本ポリシーをどなたかに適用することは、本人と当社との関係から生じる本人の地位や条件を変更することを目的とするものではありません。

本人を雇用する、または本人に委託するCMEグループの事業体は、上記のチャネルで収集した個人データの使用について責任を負うほか、該当する区別がある国では管理事業者となります。

このセクションでは、新型コロナウイルス感染症対策としての職場での対応に関連して個人データが処理される方法および理由、ならびにそれぞれの対応の際に収集されることのある個人データの種類を説明します。これらの対応は、CMEグループが行うこともあれば、第三者を通じて行うこともあります。なお、これらの対応の内容は、現場によって異なることがあります。

職場復帰申請フォーム

CMEグループの施設に復帰する予定の社員等は、自主的な復帰か否かにかかわらず、情報を提出する必要があります。  職場復帰に伴って収集される情報については、新型コロナウイルス感染症（COVID-19）および職場復帰に関する最新情報（COVID-19 & Return to Office Updates）に詳細が記載されています。  このページには、各CMEオフィスに応じた最新情報が掲載されます。   

スクリーニング用質問票

CMEグループの施設への入館許可を得るには、本人が新型コロナウイルス感染症の症状を示している可能性があるか、または最近新型コロナウイルスへの曝露があった可能性があるかを判断するために、事前にスクリーニング用質問票（以下、「質問票」）への記入をお願いする場合があります。  質問票では、健康状態、最近の旅行や、新型コロナウイルス感染症に罹患したか罹患しているおそれのある個人と接触した可能性に関するいくつかの質問に回答するよう求められます。法律で許可されている場合は、質問票でワクチンの接種状況を確認するよう求められることもあります。  質問票の目的は、CMEグループがオフィスに来る人を保護し、現場にいる他の社員等や訪問者を保護できるようにすることにあります。CMEグループの施設に到着した際、入館証の提示を求められることがあります。  詳しくは、「職場復帰の際の対応（Return to Office Approach）」に従ってください。

体温スクリーニング

体温データが処理されることもあります。  特に、新型コロナウイルス感染症の症状を示しているかどうかを判断するために、当社施設に入館する方に対してスクリーニングを行い、体温の上昇が見られないか確認することがあります。

CMEグループの立会場に立ち入る社員等は、体温スクリーニングを受けるよう求められます。

体温スクリーニングでは、測定時に体温スクリーニング用機器に表示された体温を収集します。検温装置を使用する場合は、専用のカメラで体温を検知し、発熱の可能性を感知した場合は、ビデオ画像を使用します。画像の撮影と保存に使用する装置では、高熱がある可能性を示す測定値であった場合にのみ、検温値が記録されます。  この装置は音声を記録しません。また、CMEグループでは、体温が高い方の検温値が記録された収集画像を、個人を特定できるその他の情報と関連付けることはありません。

検温装置が体温を感知すると、緑、赤、青のいずれかのライトが表示され、CMEグループの施設への入館が許可されるかどうかが示されます。この表示は、CMEグループのグローバルセキュリティ部門担当者のみが見ることができます。体温が華氏100.4度（摂氏37.8度）を超えている場合、赤いライトが表示され、CMEヘルスケアセンターの担当者による評価を受けていただくために、個室エリアに案内されることがあります。CMEヘルスケアセンターの担当者は、初期評価情報を記録に残す場合があります。

検温値が華氏100.4度（摂氏37.8度）を超えている社員等の場合、その体温と本人の氏名、社員証/バッジ番号が関連付けられ、施設への入館を拒否されることがあります。CMEグループは、CMEグループの施設への入館を拒否された社員等の業務記録を保持するために、情報を記録に残すことがあります。

接触者追跡

社員等が新型コロナウイルス感染症陽性と判定された場合、当社は接触者追跡法を用いて、その感染者が職場で接触した可能性のある他の社員等を特定し、通知します。陽性と判定された社員等への連絡には、スクリーニング用質問票の一部として提供された情報が使用されることがあります。当該社員等に聞き取りを行い、フロアの座席表やバッジ活動記録を活用します。通常、当社から感染者の身元を他の社員等や訪問者に明かすことはありません。CMEグループの施設外での接触者追跡は、関係政府機関に委ねられます。

打ち合わせ、やり取り

本プライバシーポリシーで説明する新型コロナウイルス感染症対策上の対応を行うために、当社は具体的な調査結果について本人と話し合ったり、本人からの質問に回答したりすることがあります。たとえば、接触者追跡を行う際に、職場の中で本人が立ち入ったエリアや、本人が接触していた他の社員等について、本人への確認が必要となることがあります。このようなやり取りは、対面、電話、または電子メッセージで行われます。

 なお、当社は、新型コロナウイルス感染症対策上の対応を行うためにWebサイトやアプリケーションを使用して、本セクションで説明する個人データを取得することがあります。また、これらのWebサイトやアプリケーションを通じて、IPアドレスやデバイスIDといった永続的識別子など、本人がこれらのWebサイトやアプリケーションにアクセスした方法、またはその使用方法に関連する特定の情報を収集することがあります。

また、新型コロナウイルス感染症の検査を行う研究所など、第三者から情報を得ることもあります。本人が個人データを第三者に提供する場合、その行為には当該第三者のプライバシーポリシーが適用されます。

福利厚生に関する書類

新型コロナウイルス感染症を受け提供する福利厚生の運用のために、当社は、本人またはその世帯構成員の健康に関するデータを、法律で許可されている場合に収集することがあります。CMEグループ人事福利厚生部門または外部の休暇管理者は、必要に応じて、本人またはその家族の新型コロナウイルス感染症検査の結果やその他の書類の確認を求めることがあります。当社はこのような情報を、本人から直接収集します。詳しくは、新型コロナウイルス感染症（COVID-19）および職場復帰に関する最新情報（COVID-19 & Return to Office Updates）をご確認ください。

CMEグループは、適用法に従って、社員等のワクチン接種状況に関する情報を収集します。CMEグループは、マスクやソーシャルディスタンスに関する現地の要件に従うため、CMEグループの新型コロナウイルス感染症有給休暇ポリシー（以下、「PTO」）を運用するため、および政府その他の規制機関が義務付けているワクチン接種に関する要件を満たすために、ワクチン接種データを収集します。

一般に、当社は通常、本プライバシーポリシーで説明する個人データを、（a）法律で義務付けられている場合（現地保健当局に報告する義務がある場合など）にCMEグループ以外の関係者との間で、または（b）当社のサービスプロバイダー、体温スクリーニングの実施や、症状のある社員等への助言を行う医療従事者、質問表の回答を集めるアプリケーションプロバイダーなど、当社が新型コロナウイルス感染症対策上の対応の支援を依頼したCMEグループ以外の関係者との間でのみ共有します。

CMEグループ内では、本プライバシーポリシーで説明する個人データを、本プライバシーポリシーに記載する目的を私たちが達成するために必要な場合に、CMEグループ人事部門、CMEグループ事業継続管理部門、CMEグループグローバルセキュリティ部門、CMEグループヘルスケアセンターの担当者および本人の監督者/マネージャーと共有します。  本人の監督者/マネージャー、および上記のCMEグループの部門担当者は、本人の状況を他の社員等に知らせることが必要となる場合があります。本人のワクチン接種状況は、本ポリシーに記載する活動を遂行するため、および地方自治体その他の規制機関によって義務付けられている報告要件に従うために、CMEグループヘルスケアセンターおよびCMEグループ人事部門の担当者のみと共有されます。

当社は、本ポリシーに概要を示す活動から得られた、本人の健康に関するデータを含む個人データを、適切、必要であり、かつ適用される現地の法律で許可されている範囲内でのみ使用することをお約束します。別途明記されている場合を除き、個人データを処理する法的根拠は以下のとおりです。

• EU/英国のGDPR第6条（1）項（f）号に基づく当社の正当な利益を満たすため。たとえば、本人、当社の社員等および他の訪問者の安全衛生を守るために、本人が当社の施設に立ち入るための適性を評価し、本人と連絡を取るという正当な必要性を満たすためといったことが挙げられます。なお、安全衛生関連法に基づく当社の義務は、事業を展開している地域に応じて異なる場合があります。
• 雇用関連法、特にEU/英国のGDPR第6条（1）項（c）号および第9条（2）項（b）号に基づくCMEグループの安全衛生義務を確実に果たすため。
• EU/英国のGDPR第9条（2）項（i）号に基づく公衆衛生分野における公益を理由として、当社は本人に関する機密性の高いデータを含む個人データを処理することが必要となる場合があります。

本ポリシーに基づいて処理する特別なカテゴリーの個人データは、以下のとおりです。

• 社員等の健康に関するデータ。質問票、本人との打ち合わせ、やり取り、新型コロナウイルス感染症PTOの管理、検温などから得られたデータを指します。
• 社員等の家族の健康に関するデータ。CMEグループ新型コロナウイルス感染症（COVID-19）介護休職ポリシー（CME Group COVID-19 Caregiver Time Off Policy）を運用できるようにするために社員等から提供されたデータを指します。

雇用に関連するその他の目的で（たとえば、病欠やその他の理由による欠勤の記録の維持に関連して）個人データを処理する場合は、CMEグループ社員等のプライバシーポリシーに従って行います。

本プライバシーポリシーに記載する目的を果たすために必要な期間にわたって、申請、質問票の回答、およびワクチン接種状況に関する情報を保管します。

検温値が、それを取得した営業日を越えて保管されることはありません。

本プライバシーポリシーに基づいて収集したその他のデータについては、取引関係にある期間、CMEグループの新型コロナウイルス感染症対策上の対応が行われている期間、または必要に応じて、内部記録管理・保管ポリシーに従って個人情報を保管します。

個人データの適切な保管期間を判断する際は、個人データの量、性質、繊細性、不正利用や個人テータの流出による損害の潜在的なリスク、個人データを処理する目的、これらの目的が他の手段で達成できるかどうか、および該当する法的義務などを考慮します。また、関連する保健当局や政府が定める要件および指針も考慮します。

本プライバシーポリシーで説明する個人データは、 CMEグループ社員等のプライバシーポリシーに記載されたポリシーに従って保管され、消去されます。

なお、居住国で適用される現地の法律によって、個人データの処理に本人の同意を得ることが義務付けられている限りで、本人は新型コロナウイルス感染症対策上の対応に参加することにより、本ポリシーに定める処理に同意したものとみなされます。

本プライバシーポリシー、当社における個人データの取り扱い方法、または権利を行使する方法についてご質問がある場合は、CMEグループ社員等のプライバシーポリシーに記載されている連絡先にお問い合わせください。